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Posted by naturum at

2016年11月30日

《後半》八丈島トリップ〜ハイク三昧(20161111-1113) 

島キャンプ2日目

1日目はこちら

天気も良く気持ちいい朝を迎えました。

いつもは道具を駆使して快適なキャンプをしているのですが

最低限の荷物で過ごすキャンプは凄く新鮮です。

gearを軽くして切り詰める理由がわかりました。




私が持っているザックはグレゴリーのバルトロ75

wild1の店員さんに勧められるがままに1年以上前に購入しました。

初心者なので他のザックの違いはわかりませんが、良い物と思います。



75リットルは2泊だったのでちょうどいい大きさでした。

私が目指しているu10さんは父子で40リットル??どうやったらできるのでしょう。。





起きたのはちょうど日の出の時間。

また新しい一日が始まる。

一体今日はどんな一日になるのだろうと胸躍る。




早く起き過ぎたのでちょっと場内をまわってみよう。




前半で言った通り施設は凄く綺麗に管理されています。




ここはシャワー棟です。

海水浴した後シャワーを浴びることができます。お湯もでました。



トイレもとても綺麗でした。障害者用にはウォッシュレットの完備されてました。


そしてテント場は

トイレから見て右側






正面

海が見えてオススメなんですが、散歩の方も多く落ち着かないかもしれません。






私たちが張っている左側

ここが一番広いスペースになっています。






先輩のテントはノースフェイス

先輩はキャンプ歴、登山歴20年以上の大ベテラン

今日はそんな大ベテランの先輩に連れられて登山です。



出発前に補給







この日登る山は三原山標高700mです。

最初標高700mなんて簡単そうに思えて楽勝と思ったのが間違いでした。

ルートは底土野営場〜三原山〜樫立地区

標高0mからスタートなので高低差700m

距離にすると約20km。

初心者なのでこれがきついのかどうかがわからなかったのです。




11月12日7:30
さあ出発です。

ザックについている小さいリュックにレインウェアと軽食をパッキング

まずは自転車(ママチャリ)で登山口まで急坂を登ります。

ヤバいな。これだけでも相当きつい。。。

大丈夫か。。




登山口について舗装された道路を歩き始めました。

先輩は早いのなんのって、、

今までの数々の山を登っていたみたいで、「今度剣岳に行こう」と言われました。



はい、無理です。即答






島の色々なところに見る事ができるヤシの木。

島の人によって育てられているのですね。

ケンチャ椰子という名前みたいです。






ひたすら木に囲まれた道を進んで行きます。

他に登山している人もいなく我々のみ。

最初はおしゃべりしながら進んでいたのですが

いくら進んでも変わらない景色

登ったと思ったら下り坂も混じる道。

途中から無口になっていき、足取りが重くなっていく。






9:50

ようやく開けた景色が見えてきました。




向かいに見える山は八丈島のもう一つの山の「八丈富士」標高800m

この景色のお陰で少し足取りが軽くなってきました。

頂上まで後少しなのかな。




途中から頂上に向かう1本道を登ります。

低山なので頂上近くまで道路が舗装されているので歩きやすい。

更に登って


11:00に


頂上に到着〜(700m)

700mとなめていたのですが、厳しい道のりでした。




絶景。

700mでもこの景色だからもっと高い山の頂上から見る景色はどんなに素晴らしいのだろう。

登山が好きな人の気持ちが少しわかりました。

頂上でしばらくゆっくりし






記念撮影

※私ではありません。


この後の下山がつらかった。

途中膝に痛みもきてもう限界。。

ゴール地点についたのは13:30でした。


コースタイム6時間の距離約20km

思っていた以上に過酷でした。

ちなみに先輩はまだまだ行けそうでした。。。すご過ぎる。。


このままバス停まで歩き、温泉に向かう予定ですが

しばし休憩。






バスの通る道沿いにあるノスタルジックな雰囲気を漂わせる商店。

向かいのコンビニと両方を経営しているらしく、持ち込みができる喫茶店。





ソフトクリームが疲れた体を癒してくれます。

八丈島名物のパッションフルーツのソースをたっぷりかけてもらいました。

バニラの甘さにパッションフルーツの酸っぱさが合います。

疲れた時はやっぱり甘い物ですよね〜と先輩と話すつもりも






先輩は、、、




やっぱり酒(笑)

八丈島焼酎の「黒潮」

アルコール25度 麦芋ブレンドの芋の独特の香りを残しつつもさっぱりした味わい

水代わりに焼酎とはワイルド過ぎ。







2時間に一本のバスをしばらくバス停で待ちます。

品川ナンバーが当たり前のように走り

たまにかわった乗り物も通ります。






11月中旬ですが、八丈島は亜熱帯地域ともあって半袖で過ごせるくらい暖かい。

道沿いのところどころに見られるハイビスカスがとても綺麗でした。





ようやく来たバスに乗り込み温泉に向かいます。

この日に向かったのは「みはらしの湯」



運転手さんも前日と同じ人でした。

どうやら2人交代でこの島をまわっているようです。

とても気さくな運転手さんでオススメのスポットや写真を撮る為にバスを止めてくれたりしてくれました。




先輩。。これで52歳とのこと。

こんな凄い52歳は見た事ありません^^







あ〜いい景色だ〜と話していたら

バスが止まってくれました。

せっかくなので景色を撮影







しばらくして末吉温泉「みはらしの湯」に着きました。

そこには太平洋を一望できる絶景の露天風呂がありました。

※ホームページから拝借

混雑もしていなく1時間以上絶景温泉を満喫しました。






温泉から出るとすっかりあたりは暗くなりはじめ、夕日が太平洋を彩る

バス停から海の彼方に見える島、東京の秘島と呼ばれる「青ヶ島」

八丈島から70km離れた人口160人の日本一人口の少ない村なんです。

今回の旅は本当は青ヶ島に行く事だったのですが、私が船に乗れない為断念しました。

いつか行ってみたい。






夕食は島の名物の島ずしをキャンプ場で食べました。


お店もいいけど、外で食べるのが一番美味しい。

たくさん歩いたので最後の夜にも関わらず21時ごろには就寝しました。




最終日11月13日

7時くらいに目が覚めました。

体中が痛い。前日のハイクが相当こたえてるようです。



這いつくばるようにテントを出る。

先輩は既に朝食をとって片付けを始めていました。



この日の帰る便は14時八丈島発である。

時間もそんなにないから今日はキャンプ場でゆっくりしてから帰るのかなと思っていたら


先輩「9時にはキャンプ場出発してもう一つの山登るぞ」


え〜〜マジですか〜〜。。もう足上がりません。。なんて言えません(笑)




急いで片付け開始

今回の旅はほとんどキャンプ場には居ませんでした。



登山だとあくまでもキャンプはベース地だからこれが普通なのかな。

3日間お世話になりました。次回はゆっくりさせてください(笑)

キャンプ場を去りました。




9:00
まずはレンタルしていた自転車を返しに向かいます。

登り坂で写真撮る余裕全くなし。足が既に限界。

そこから徒歩で向かうのが前日と反対側にある八丈富士800m





10:00
レンタカー屋さんを出て八丈富士を目指す。

ガイドブックには頂上まで片道3時間。。(往復約12km)

片道3時間では14時の飛行機に間に合わないではないか。。


そんなのおかまいなしの先輩

3時間のコースを1時間30分で歩くとのこと。



あまりのハイペースとあり得ないほどの急坂で写真をとる余裕は全くありませんでした。

最後の力をだして頂上近くの稜線を歩く。

途中、道がなく溶岩でできた崖をよじ上ったりと自分にとっては難関が立ちはだかる。





登頂成功しました。なんとコースタイムは1時間30分ぴったりでした。

ペース配分はとても重要ですね。




お陰で帰りはひたすら早いピッチで下り無事14時の飛行機に乗り込むことで

旅は終わりました。






今回の旅は飛行機、バックパック、登山、島キャンプと初めてづくしの旅でした。

学ぶことも多く、お金はかかったけど間違いなく自分にとってプラスになる経験ができた旅でした。

その中でのこの旅の中であった島の人との出会いが一番の収穫でした。

島の人の優しさにふれ、これが島旅の良さなんだろうな。

そんな素敵な旅に連れて行ってくれた先輩に感謝です。

また機会があれば旅に出たいと思います。



おしまい。

  


Posted by ひろママ&パパ at 07:03Comments(10)八丈島トリップ

2016年11月22日

八丈島トリップ前半(20161111-1113)



憧れの島キャンプ。

ザックを背負って無計画にすすむ。

目の前に広がる未知の世界。


初めての島旅で胸が高鳴る。





今回は私(パパ)と会社の人と2人で

八丈島に行ってきました。


八丈島とは
東京の南方海上287キロメートル、御蔵島の南南東方約75キロメートルにあり、東山(別名:三原山・標高701メートル)と西山(別名:八丈富士・標高854メートル)のふたつの火山が接合した北西-南東14キロメートル、北東-南西7.5キロメートルのひょうたん型をした島。面積は山手線の内側とほぼ同じ。(面積の比較)
※Wikipediaより引用



島までの行く手段として
海路(11時間)
空路(1時間)
の2通りがありますが

船に乗る事ができない私は空路の選択をせざるを得なかった。高いのですがね。。。





《11月11日》
朝から大雨。

少しでもお金の節約の為、電車で羽田空港を向かうつもりだったのですが、大雨で気持ちが萎える。

最寄り駅近くから出発するリムジンバスに迷わず飛び込みました(笑)

これは正解。

快適すぎるぜ。




羽田空港についてご一緒させていただく先輩と待ち合わせ。

搭乗手続きを済ませザックも預け出発ロビーで待つ。




窓の外を見渡すとますます強くなっている雨。




しばらくしたら

出発時刻1時間遅延の放送が流れました。






時間になるまでラウンジで朝食をとることにしました

と慣れたように書いていますが。。





実は飛行機乗るの久しぶりの為何をすれば良いかわからない。

めちゃめちゃ挙動不審でした。

平生を保つフリをして歩いていたのですが、搭乗券にバーコードがついている事もわからずゲートを通る時に注意されるw

ラウンジも、もちろん先輩が通してくれて

「先輩。このパン食べていいのですか?」ともう田舎者丸出しw

恥ずかしかったな。。

といい経験になりました。



離陸の時久しぶり過ぎてドキドキ。


外の景色が非常に気になります。

できれば窓にへばりつきたい。





1時間もしないうちに到着。



青空が私たちを迎えてくれました。


「着いたぞ〜〜」とテンション高めのオヤジ2人




まず空港について

予約しておいた自転車をレンタルすべく迎えの連絡いれました。

この島の観光客の交通手段は
・車
・バイク
・自転車
・バス



ウチらが予約していたのは
モービルレンタカー八丈島店
自転車をレンタルしました。

1泊一人1500円で若干高めなのかな。

軽自動車は24時間3000円。2人なら軽自動車と自転車が同じ価格なんです。

しかしながら小回りがきく自転車を選択。


感想はこの島は勾配が沢山あるので自動車のがオススメです。体力をつけたい方は自転車で。。







自転車を借りて、まずは拠点とするキャンプ場に向かいます。

東京の気温+5℃くらい半袖で過ごせる暖かさ

真っ青の空。道路沿いに並ぶヤシの木。

南国です。すいません言葉が浮かびません


でも走っている車は品川ナンバーなんです。東京都ということが不思議。




キャンプ場に行く前に綺麗なお店があったので買い出し

「藤巻商店」

ホームセンター的なお店で燃料や小物等はここでなんでも揃えることができます。



島に来たらやっぱり「漁サン」だよね〜

もちろん買いました。




飛行機はOD缶持ち込めないので島で売っているか心配していたのですがここでは売ってました。

でもね。貴重なだけに小さい缶で1000円越え。。。

通常はお値段以上のキャプテンスタッグですが。。高級ガス缶になってました。





買い出しも終え


キャンプ場近くの坂を一気に下ります。


先輩は私以上にハイテンションでした。

危ないから良い子はマネしないように。



到着〜

これから3日間お世話になる「底土野営場」

八丈島唯一のキャンプ場です。トイレは勿論、炊事場にかまど、シャワーまで設置されていて、しかも無料で利用する事が出来ます。但し利用の際には必ず八丈島観光協会への事前予約が必要です。



野営場って、ほとんど管理されていない場所のイメージあるのですが

ここは相当綺麗です。到着した時も管理人さんが掃除をしてました。

テント場ゴミ一つ落ちていません。

芝生も綺麗です。

海風を防ぐ防風林があり

その防風林を抜けると




目の前には広大な太平洋の海

右手には海水浴場があります。


先輩とこれからの旅を祝って乾杯

午前からいっちゃいます。


いつも午前から呑むと動かなくなっちゃうから普段は呑まないのだけど

この日は特別♪




テントはヒルバーグのアンヤン2

シワシワでも気にしな〜い。ちょっと酔い気味w

軽くてバックパックにはとてもいいテントです。





東屋もあります。





昼食は簡単にスープのみ

夜は居酒屋に行くのでお腹に余裕を持たす事にします。



午後から温泉に行くのでそれまでゆっくりな時間。

これからの計画をたてる。

しかし、本当に良いキャンプ場です。

この時は自分と先輩だけの貸し切りのキャンプ場でした。






温泉はキャンプ場から結構離れている為バスでの移動になります。

勾配がきつい為、自転車では厳しいです。

そのバスは観光客向けにお得なチケットが販売されてます。

2日間バス乗り放題+温泉入り放題で1000円(バスの中で購入できます。)



バス停まで徒歩で

海底火山が噴火してできた島なので海岸は溶岩石が多くあります。

水はとても綺麗でまさに八丈島ブルー

スキューバダイビングで有名なことがよくわかります。


廃墟と化したリゾートホテル

1960年代はリゾート地として観光客が絶えなかった八丈島は「日本のハワイ」と言われていたそうです。

しかし飛行機の便が発達してハワイなどが身近になったため、1970年代以降は観光客が減少傾向にあるとのこと。

このホテルがまさに物語っていました。



バスチケットを購入し温泉に向かいます。





この日に入ったのは「ふれあいの湯


※ホームページより抜粋させていただきました。

地元の人も通ういい温泉でした。

ここで帰りのバスまで2時間くらい過ごしました。



戻ってきたらあたりは真っ暗。


この日のメインの居酒屋さん「梁山泊

八丈島の有名店です。

あまりの人気で予約がなかなかとれず、予約とれる日にあわせて旅行を計画立てる人も多いとか。。





入ると綺麗な店内

予約席でいっぱいです。




ここで八丈島名物を食べることができます。
・島寿司
・明日葉の天ぷら
・くさや


どれもこれも美味い。

一番のメインの島寿司はまさかの写真撮り忘れ。。。

そのくらい美味しかったです。


あとは何と言っても種類豊富な焼酎。

芋麦のブレンドが主流で、独特との風味があります。


どれも美味しくて気づいたら5種類くらい呑んでました。

安いお店ではないですが、八丈島来たら来る価値のあるお店です。

ちなみに程よく食べて、沢山呑んで2人で15000円でした。

仕事の接待とかでも使われるそうです。

こうして大満足してお店をでました。


呑んべえの2人は島の焼酎にハマりスーパーで焼酎のボトルを購入。

キャンプ場に戻ったあと2人でボトルを空けてしまって楽しい初日は終了しました。




後半に続く




  


Posted by ひろママ&パパ at 18:18Comments(6)八丈島トリップ